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 須磨海岸調査の観察生物の紹介・ヒトデ、ウニ、ナマコ


須磨海岸調査で観察されたヒトデ、ウニ、ナマコの類を紹介いたします。

キヒトデ、マヒトデ
キヒトデ(マヒトデ)2006.4 jwa
とても一般的なヒトデです。青いタイプとクリーム色のタイプがいます。時々大発生して問題になります。
イトマキヒトデ
イトマキヒトデ 2010.3 jwa
普通に見られる種類です。腕が短く、五角形に近い形をしています。
ヌノメイトマキヒトデ
ヌノメイトマキヒトデ 2010.3 jwa
イトマキヒトデに似ていますが、腕の先端が丸みを帯びているのと、色や模様が少し違います。須磨では少ないと思われます。
モミジガイ
モミジガイ 2008.4 jwa
"モミジの形をした貝"という名前が付いているヒトデです。砂地の海底に棲んでいます。 [別の写真 2013.3 him]
トゲモミジガイ
トゲモミジガイ 2006.5 jwa
モミジガイに似ていますが、腕の周囲の棘が長く目立ちます。須磨ではモミジガイより数が多い感じです。
別の写真 2003.9 him]
スナヒトデ
スナヒトデ 2007.3 jwa
これも砂地の海底に棲む、比較的大形のヒトデです。モミジガイと比べて腕が長く、腕の周囲の棘はあまり目立ちません。[別の写真 2003.12 him]
ニホンクモヒトデ
ニホンクモヒトデ 2007.1 jwa
磯の石の下などに棲んでいます。クモヒトデの類は腕が細長く、中心部の体の部分(「盤」と呼びます)とはっきり区別できます。
サンショウウニ
サンショウウニ 2006.7 jwa
須磨ではよく見られるウニです。砂地にいることが多いです。棘は比較的細くて長く、縞々の斑模様があります。[別の写真 2006.1 jwa]
サンショウウニ殻
サンショウウニ(殻) 2006.7 jwa
海岸に打ち上げられて干涸び、殻だけになったサンショウウニです。
ムラサキウニ
ムラサキウニ 2010.2 jwa
一般的には良く知られているウニですが、須磨では数が少ないかもしれません。
バフンウニ
バフンウニ 2006.4 jwa
変な名前を付けられてしまったウニで、棘が短く密生しています。磯の石の下などに棲んでいます。
ハスノハカシパン
ハスノハカシパン 2005.7 jwa
黒っぽい平たい円盤のようなウニです。棘は見ただけでは分からないくらい非常に短く密生しているので、見ただけではウニの仲間と分からないかもしれません。[別の写真 2006.7 jwa]
ハスノハカシパン
ハスノハカシパン(殻その1) 2006.4 jwa
干涸びて棘が取れた殻の状態です。表側(写真の左)に花びら上の模様があるのが目立ちます。
ハスノハカシパン
ハスノハカシパン(殻その2) 2010.2 jwa
殻の表面の模様が良く分かる写真です。裏側(写真の右)の模様が「蓮の葉」に似ている(?)のが名前の由来だそうです。
オカメブンブク
オカメブンブク 2010.2 jwa
「ブンブク」の類は普通のウニのように丸くなく、少し楕円形をしていて、棘の生え方も普通のウニとは少し違います。海底の砂地の中に棲んでいます。
オオブンブク
オオブンブク 2010.2 jwa
写真は小形の個体ですが、大きくなると20cmくらいになります。
ブンブクsp.
ブンブクの仲間 2010.2 jwa
ブンブクの仲間ですが名称不明です。ちなみに「ブンブク」の名前は、あの「分福茶釜」から来ているそうです。
マナマコ
マナマコ 2007.7 jwa
一番多く見られるナマコですが、砂浜に打ち上げられると、写真のようにクタっとした情けない姿になってしまいます。
イシコ
イシコ 2007.7 jwa
だいだい色をした小形のナマコです。磯の石の下などに棲んでいます。

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